ABOUT

　1950年に人類初の8,000m峰（アンナプルナ・8,091m）のピークに立ったフランスの登山家、モーリス・エルゾーグは「人生にはまた別のアンナプルナがある」という名言を残したように、8,000m峰をすべて登ったあとも、竹内洋岳の挑戦は現在も続いています。ヒマラヤ山脈は、西からパキスタン、インド、ネパール、チベット、ブータン、中国にまたがる東西全長約2,400㎞。国や地域を越えて、古くから豊かで多様な文化を育んできました。そんなヒマラヤは、登山家だけでなく、多くの人々の憧憬の地でもあり、白き峰々は神が住む世界として畏敬の対象となってきました。

　国境を超えたヒマラヤ文化、さらには国境なきフィールド、垣根のないアウトドア精神を共感できる場を、ご参加いただける皆様とともに創出したいという思いを込めて今回の企画を実施することにいたしました。

　登山やカヌー、フィッシングなど、アウトドアの魅力はもとより、ヒマラヤの多様性に満ちた豊かな自然文化や、未知なる挑戦のすばらしさを子供から大人まで、多くの人に知ってもらうアウトドア・カルチャーイベントです。