CONCEPT
ヒマラヤ山脈に14座ある8000m峰のすべての頂上に立った初めての日本人、竹内洋岳。
2012年5月にダウラギリ(8167m)に登頂し、14座を完登してからちょうど10年が経ちます。1950年に人類初の8000m峰(アンナプルナ・8091m)のピークに立ったフランスの登山家、モーリス・エルゾーグは「人生にはまた別のアンナプルナがある」という名言を残したように、8000m峰をすべて登ったあとも、竹内洋岳の夢と挑戦は今も続いています。
ヒマラヤ山脈は、西からパキスタン、インド、ネパール、チベット、ブータン、中国にまたがる東西全長約2400㎞。国や地域を越えて、古くから豊かで多様な文化を育んできました。そんなヒマラヤは、登山家だけでなく、多くの人々の憧憬の地でもあり、白き峰々は神が住む世界として畏敬の対象となってきました。
ヒマラヤに憧れ、ヒマラヤをめざし、ヒマラヤに鍛えられてきた竹内洋岳が、10年という節目に、人生のゆりかごとも言えるヒマラヤへの感謝と夢を多く人に伝えるべく、霊峰富士を仰ぎ見る西湖の湖畔で、多くの登山家や探検家、冒険家たちとキャンプをしながら、焚火を囲み、見果てぬ夢や希望を語り合うキャンプ・イベントをオーガナイズします。
登山やカヌー、フィッシングなど、アウトドアの魅力はもとより、ヒマラヤの多様性に満ちた豊かな自然文化や、未知なる挑戦の素晴らしさを子どもから大人まで、多くの人に知ってもらうアウトドア・カルチャーイベントです。竹内洋岳の新しい挑戦と未来は、ここから始まります。